体長は50〜60cm、体重は3〜5kg。ナマケモノの手足は長く、とてもよく握れるので、登っている枝や樹皮をつかむのがとても簡単だ。
ぬりえ「Lazy Man
インフォメーション
中南米の熱帯雨林に生息する3本指のナマケモノ。この哺乳類は非常に動きが遅く、一生のほとんどを背中を下にして枝にぶら下がったまま動かずに過ごす。長く硬い曲がった爪のおかげで、どんな枝でもしっかりつかむことができる。ナマケモノは、体勢を変えることなく四方八方を見渡すことができるのがとても面白いですね。これは、ナマケモノは頸椎の数が8〜10個と多く、そのために首だけをほぼ180度回転させることができるためです。
週に一度くらい、ナマケモノはゆっくりと地上に降りて排泄場所を探す。ナマケモノは毛づくろいには無頓着で、毛の中には藻や蛾などの小さな昆虫が住んでいる。夜、葉や芽、若枝、果実などをゆっくりと摘みながら、餌を手に入れ、食べる。また、ナマケモノはどこの水場にも行かず、木々の露を飲むだけで十分であることも興味深い点である。
メスは必ず1匹の子グマを産み、約1ヶ月間母乳で育てます。その後、数ヶ月の間、子グマは母親の分厚い毛皮に爪でくっつけられ、世話をされ続ける。
興味深い事実
- スピードナマケモノは世界で最も遅い動物のひとつである。歩く速度は時速わずか0.03マイル。
- 逆さ吊りナマケモノは一生の大半を木の上で逆さにぶら下がって過ごす。
- 反転臓器ナマケモノは常に逆さまにぶら下がっているため、心臓、肺、胃などの内臓が逆さまになっている。
- 代謝ナマケモノは代謝が非常に悪く、食べ物の消化が非常に遅い。1回の食事を消化するのに1ヶ月かかることもある。
- 毛皮:ナマケモノの被毛は、ほとんどの動物とは逆に、腹から背中に向かって伸びている。
- 寄生虫:ナマケモノの毛皮には、ハエや菌類、藻類などさまざまな生物が生息している。実際、ナマケモノのなかには、毛皮に藻が繁殖して緑がかった色をしているものもいる。
- スリーピングナマケモノは寝てばかりいるように見えるが、1日の平均睡眠時間は約10時間という研究結果もある。
- スイミングナマケモノは陸上ではとても足が遅いにもかかわらず、泳ぎは得意だ。
- 爪の長さ:ナマケモノの爪の長さは最大4インチ(10センチ)に達する。
- 脅威ナマケモノは生息地の喪失と狩猟によって危機に瀕している。絶滅危惧種には指定されていないが、個体数は減少傾向にある。